設立趣意書

この非営利団体は社会全体の改善を目的とし生活困窮者、つまりホームレス、貧困者、高齢者、幼児、災害の被害者、移住労働者などに、食事の提供及び生活支援を行っています。年々増える生活困窮者皆に十分な食べ物を提供するため、セカンドハーベストは寄付できる食品業者などと連絡を取り合い事業拡大を試みています。

セカンドハーベスト(旧フードバンク/Food Bank Japan)の歴史

1990年にオープンした東京山谷地域にある山谷労働者福祉会館は地域の労働組合、日本キリスト教団、その他の支援教会や個人の寄付などの結果 で成立しました。2000年6月25日に私たちセカンドハーベスト(旧フードバンク/Food Bank Japan)はこの会館に入りました。私たちと普段野宿生活している人々は保管場所へ寄付されたお米を運び込みました。
1999年末、写真家の木暮茂夫氏が東京で野宿を余儀なくされている人々の写真展を開催しました。その際、写真展とともに「米キャラバン」という寄付米集めを行い、1.7トンのお米を集めることができました。集められたお米は東京の野宿者に対して配分されました。

それまで、東京において食物を集め再分配するという構想はあったものの、実現されていませんでした。藤田弘志氏は米キャラバンの可能性を高く評価し、2000年1月より関係団体にこの情報を共有するため会議を重ね、他に関心を抱く人が多くいることに気が付きました。同様に、この大成功に終わった米キャラバンを紹介した新聞記事が多大な反響を呼び、機が熟していることを確信し、日本で初めのフードバンクが設立されました。

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2002年に入り、セカンドハーベストは新たなる展開を迎えることとなりました。この二年間は、ホームレス者への支援団体連合や労働者ユニオン、又は個人の参加が主体でしたが、私達は組織を見直し、特定非営利活動法人(NPO法人)を目指す時を迎えたのです。法人格を得るためには、まず今後二年間の明確な活動計画を示さなくてはなりません。そのために、2002年の夏からは事業専門家やフードバンク運営に詳しいメンバー達によって企画構想が始められました。示すべき活動計画には、私達の活動そのものの他に、組織形態や資金調達方法を盛り込まなくてはいけません。法人格申請には、それら基本案が全て表記されなくてはならなかったのです。

セカンドハーベストはは2002年3月11日、上智大学校内にあるカトリック・センターにて総会を開催いたしました。この場で私達の団体定款や理事会委員、理事長、そして活動計画が正式に承認されたのです。新しく選任されたチャールズ・E・マクジルトン(Charles E. McJilton)理事長は、当面の活動ビジョンを説明し、今後のセカンドハーベストの活動は、あらゆる人々にアプローチしていく必要があると述べました。

そして2002年7月24日、私達は東京都より正式に特定非営利活動法人認定を受け、日本初の非営利目的の“フードバンク”、 特定非営利活動法人になったのです。