セカンド・ハーベスト・ジャパンの活動について
食糧安全保障のための基盤を築く
フード・バンキングは日本では新しい試みです。現在私たちはフード・バンクが発展し、十分機能するために欠くことのできない基盤の整備を行っています。もし、現実の社会に変化もたらしたいならば、今がチャンスです。
食料配布:東京公園の住民を対象に食料を配る
セコンド・ハーベスト・ジャパンは、コストコの惜しみない援助により、おいしく栄養のある食事を東京在住のホームレスに無料で提供しています。また、表参道にあるレストラン、フジママズは再分配のための食事提供を行っており、それらは女性のためのシェルターへ供給されています。
コストコとフジママズの寛大な協力は、これから私たちが東京中のレストランやホームレスコミュニティとともに広げてゆきたいと思っている連携方法の例のひとつです。私たちは、他のレストランや食品関係業者も定期的な食料の提供を望んでいるということ確信しています。あとわたしたちに必要なのは、食料を運搬するためのボランティアです。レストランで食料を調達、短距離を公園まで移動、いい食事を必要としている人々をみつけるという、2,3時間でできるボランティアです。
参加しませんか?
最も必要をしている人に食事を提供するというのは、もっともやりがいのある経験のひとつです。いっしょにやってみませんか?
活動内容
セカンドハーベストは様々な生活困窮者を「食」と「ネットワーク」の二つの側面から支援する目的で設立された非営利活動法人です。お米や缶詰、その他の食物を集め、生活に困っている人々に提供することを主な活動としています。
<上図:支援対象者>
現在セカンドハーベストが主に支援しているのは、
- 野宿生活を余儀なくされている人々 (以下野宿者)
- 家庭内暴力等の理由から一時保護施設に避難している女性や児童
- グループホーム等で共同生活を送る生活の糧を持たない単身女性
- シェルターに避難している出稼ぎ外国人女性
- 母子家庭(未婚の母)
- 高齢者(上記の多くの人々)
これらの人々以外でも、生活に困っている人々を幅広く支援します。
<上図:支援方法>
支援方法としては、生活困窮者を支援しているNGO・NPO等の市民団体を通して物資を供給するため、各支援団体にセカンドハーベストに登録していただくようお願いしております。(登録団体の詳細はこちら)
<上図:支援物資供給者との連帯>
- 一般の方々にセカンドハーベストの活動内容、その意義、そしてそれらの背後に横たわる社会問題等を幅広く知っていただくため、フィールドワークやチャリティーコンサートなど各種イベントの開催を行っております。
- 地方をまわり、写真展やビデオ上映会などを通し、現地の住民や農家の方にご理解・ご協力を求めております。
- 食品を取り扱う企業・商店への訪問・呼びかけを行うなどし、不要な在庫や市場に出す事のできない消費可能な食品など、今まで無駄に捨てられていた食物を生活困窮者へとつなぐ、橋渡し的な役目も担っております。
- その他の業界においても、それぞれの専門を活かしつつ相互に協力していくことにより、より社会に貢献していく道を模索しております。
このような活動を通して、皆様のご理解・ご協力を得る事により、私共の活動は成り立っております。
セカンドハーベストで取り扱っている、お米を始めとする食物は、全て一般市民、農家、企業等からの寄付で賄われております。同様に、運営上最低限必要な資金も上記の活動に共感してくださる方々の寄付によるものです。セカンドハーベストは運営委員とは別にセカンドハーベストの活動に理解・共感を示してくださる多くの方々に支援をいただいております。普段の作業に一時的に参加してくださる方、各地域におけるお米集めを担当してくださる方、各専門を活かしつつ協力してくださる企業の方々などです。各自の力はそれぞれ微力でも、お互いに力を合わせることで、少しでも多くの生活困窮者の利益へとつなげることができる - そんな場がセカンドハーベストなのです。(ご協力をいただいている方々の詳細はこちら)
<上図:ネットワーク>
セカンドハーベストでは食物を生活困窮者に提供することを目的とすると同時に、このような活動に生活困窮者自身が積極的に参加することができる環境作りに励んでいます。当事者自身が、お互いの考えや問題等を分かち合えるよう、セカンドハーベストを通した「ネットワーク」を広げてゆくのです。このネットワークには、当事者のみではなく、支援者をはじめとする一般の方々にも幅広く参加していただき、私達がともに築く同じ社会の問題とし生活困窮者の問題を認識して行くことを目指しています。