2008.01.21
知っていますか フードドライブ
「フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の慈善団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。日本ではまだなじみが薄いのですが、フードバンク発祥の地、アメリカでは1960年代から盛んに行われているそうです。
ここ数年、日本でも少しずつフードドライブが広まってきています。女性専用のフィットネスクラブ「カーブス」を運営するカーブスジャパン(本社・東京都台東区)は2007年11月、キャンペーンを実施し、全国約600の店舗で1カ月間、会員らに食品の持ち寄りを呼びかけました。
「未開封のもので、常温で保存できる、賞味期限が2008年2月1日以降の食品」という条件つきで募ったところ、缶詰やレトルト食品、乾物、調味料、それにお米やコーヒー、紅茶、お菓子など約50トンが集まったそうです。それらは各地の児童養護施設、教会、母子寡婦福祉会など全国約300の施設に届けられました。
だれかの役にたてるのなら、何かしてみたい。そう思っていても、これまでなかなかきっかけがなかった、という声が参加した人たちから聞かれたそうです。手軽にできるボランティア活動として、また地域でのつながりを改めて実感できる活動として、フードドライブは今後ますます注目されそうです。
2HJはフードドライブの実施にあたり、ノウハウのアドバイスなどを行っています。 これまでに多くの一般企業のオフィスでもさまざまな形でのフードドライブが実施されました。例えば、ある外資系コンピューター関連企業では、社員がお米を自宅から持ち寄るというライスドライブを行ったり、別の会社では2HJのボランティアが社内でフードドライブを主催したりといったこともありました。
「特売で買った缶詰がたくさん残っている」「いただきものの紅茶があるけれど、家族では飲みきれない」……。あなたの家の台所にも、そんな食品が眠っていませんか。賞味期限切れで「ゴミ」にしてしまう前に、食品を有効に生かすチャンスがフードドライブなのです。
文章:大原悦子
写真:カーブスジャパン
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