2010.11.09

「まだまだ誤解をされやすいフードバンク」~ある新聞報道を読んで思うこと~

「まだまだ誤解をされやすいフードバンク」~ある新聞報道を読んで思うこと~

-賞味期限表示見直し検討等の「食品ロス削減への新しい試み」について
2HJのNPOとしてのミッションは2つあります。それは「食品ロス削減」と「社会福祉供給システム作り」。だから「もったいない食品」が無くなることは、どんな試みであれもちろんのこと関心はあります。2HJとしては、フードバンク活動を通じて「誰が一番賞味期限を守ってもらいたいと思っているか」「誰が一番賞味期限を守りたいと思っているか」を感じることができました。この各者の想いを大切にしながら、フードバンクという食品ロス削減の受け皿になり得る「新しい流通作り」に今後も取り組んでいきたいと思います。また、これらフードバンク活動独自の情報やネットワークを使い、様々な食品ロス削減の試みに貢献していきたいとも考えています。

-フードバンクの正しい知識
しかしながら、まだまだフードバンクは認知度も低く誤解をされやすい面があり、2HJとしては正しい認識を広めることが最も大切と考えます。以下は、2HJで定めているフードバンクの定義と食品の受領判断基準です。

フードバンクの定義
広義の品質保証制度(社会制度上や企業内及び流通上の規定)によって、“やむなく発生してしまう”規格外食品のうち、狭義の品質保証(食品の品質や安全性)に問題ない食品を食品関連企業等から無償で寄付していただき、支援を必要とする福祉分野の施設・団体に無償で寄贈する活動。

食品の受領判断基準
以下のものは受領できません(食品種によって程度は異なります)
① 賞味期限切れ、及び残日数が少なく賞味期限内での消費が困難なもの
② 食に適した管理がされていなかったもの、受領後適した管理が困難なもの
③ 品質上のバラつきが過度であり、その峻別が困難なもの
④ 違法行為として発生したもの(例外あり)
⑤ 公に廃棄物として処理されたもの
⑥ 寄贈側が品質保証できないもの


-一連の報道と2HJ
昨今、食品ロスというものへ社会的関心が高まっていることに対して、2HJとしても大変関心があり、活動を通じて充分それに貢献ができると信じています。
中にはその新しい試みへの検討とフードバンクが関連付けられている記事なども見受けられますが、2HJとしてはまず、先に述べたようにフードバンクに対する正しい知識を改めて社会に伝える必要があると判断し、今回の掲載をさせていただきました。


2010年11月5日
セカンドハーベスト・ジャパン

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