2007.11.13
ハーベスト フォー ハンガー 2007:2HJの新たなる展望
去る10月16日、表参道にあるレストラン「フジママス」にて行われた毎年恒例の「ハーベスト フォー ハンガー 2007」には102人にのぼる人が集まりました。会場では、2HJの取り組みと目標、ボランティアの参加方法、およびハーベスト・パントリー・プログラムに関する情報提供がありました。
食事を楽しみながら2HJの活動に関する最新情報を得る参加者たち。
2HJが現在行っている活動および今後の計画について説明したのは、チャールズ・マクジルトン、和田裕介、ミッシェル・ライアンそしてパトリシア・デッカー。ミッシェルは、困窮した生活を送っていた母親と2人の子どもにとって、食糧支援が早急に必要な家庭への支援「ハーベスト・パントリー・プログラム」がいかに役立ったか、具体的に説明してくれました。この若い母親は家庭内暴力から逃れたものの、その後は自分の食事を我慢せざるを得なかっただけでなく、さらに6歳になる上の子どもにまで同じことを要求しなければなりませんでした。これも、何か食べるものを3歳の下の子に残すためです。「上の子どもが空腹になることをわかっていながら、このような要求をせざるを得なかっことで、母親はショックで打ちのめされそうだったと(この家族を一時的に保護した女性シェルターの職員から)聞きました」と、ミッシェルは話してくれました。「このような話を聞くと、ハーベスト・パントリー・プログラムがいかに重要であるかが改めてわかります。」女性シェルターと協同することによって、母親が自立できるまでの数か月間、ハーベスト・パントリー・プログラムは重要な支援をし続けることができました。
ハーベスト・パントリー・プログラムは、3年前に立ち上げられてから順調に成果を収めています。始まったばかりの頃は、送り先の数こそ100近くあったものの、送る頻度は不定期で、継続的に支援することはできていませんでしたが、その1年後には、およそ50人の子どもを含む80以上の家庭や個人に定期的かつ継続的に食料を送る広範なプログラムへと成長しました。
「一年生は予想以上に学校の品の出費が多くて大変です。とても助かっています。ありがとう。」
2HJが次に踏み出す一歩は、今年から力を入れる活動であり初の試みでもある全国規模のフードドライブです。アメリカ生まれの女性専用フィットネスクラブで、日本でも既に560を超す店舗を有するカーブス(http://www.curves.co.jp)の協力により、全国のカーブス店舗で食料が寄付・収集されます。この全国フードドライブと平行して、2HJは現在、食料の貯蔵および配給に協力してくれそうな全国の団体に個別に連絡を取っています。目標は、47都道府県の全てに配給センターを確立することです。なぜかというと、集まった食料を今まで以上に効率よく困窮者へ届けられるようにするためです。今までは、寄付された食料は一度東京の倉庫または協力団体へ送られていました。しかし、全国に配給センターを確保できれば、カーブスで集められた食料をわざわざ東京へ一旦送らずに、地域の配給センターへ直接送り、そこからその地域に住む食料困窮者へ食料を届けることができるようになります。
この記念すべき一歩は、一回限りのイベントではありません。食料に困っている人なら誰でも、北海道であろうと東京であろうと沖縄であろうと、自分のいる地域からすぐに緊急食糧支援を受けることのできる全国配給センターシステムを確立するという長期目標を達成するための一部なのです。
これは夢のある計画だと思いませんか。その実現には皆さんの協力が必要です。どうか、2HJの活動を皆さんの家族やお友達にお話し下さい。特に、全国にいらっしゃるみなさんの知人、友人、家族などで食糧の貯蔵および配給の取り組みに興味を持ってくれそうな方はいらっしゃらないでしょうか。または、この全国配給センターシステムがお役に立てそうな、食料にお困りの方をご存じないでしょうか。そのような方がいらっしゃいましたら、2HJがこの全国配給センターシステムを確立するために努力していることを是非お伝え下さい。そして、2HJが、食料を誰よりも必要としている人がどこにいるかを把握し、その人へ食料を届けられるようにご協力をお願いいたします。
ハーベスト・パントリー・プログラムおよび全国パントリーシステムについてのご意見やご質問がございましたら、pantry@2hj.org または 03-3838-3837 へご連絡下さい。よろしくお願いいたします。
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