2011.01.28

よくある質問

1. フードバンク活動とは何ですか。
フードバンク活動は、貧困者を支援するために食料を必要としている福祉施設、団体、グループがある一方で、余って捨てられる食べ物がある状況において両者を引き合わせることです。余った食べ物の調達先は、食品加工工場をはじめ、輸入会社、卸業者、スーパー、農家、個人など広範です。


2. フードバンク活動が始まったのはいつ頃ですか。
フードバンク活動は、1967年に米国アリゾナ州のフェニックスで始まりました。ジョン・バン・ヘンゲルが、アリゾナ州セント・メアリーズ・フードバンク・アライアンスを組織したのが始まりです。


3. セカンドハーベスト・ジャパン (2HJ) について教えてください。
•2HJは、日本全国で活動するフードバンクです。
•おもな活動内容は下図のとおりです。
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4. 2HJが設立されたのはいつですか。
•2000年1月に、東京の山谷地区で炊き出しをしている団体の代表者やボランティアが集まり、おのおのの炊き出しに必要な食料を調達するためにどのように協力し合えるかを話し合ったのがきっかけで、日本でのフードバンク活動は始まりました。
•その後2年間、このグループはあらゆる活動を共同で展開しました。


5. 日本でフードバンク活動を始めた人は誰ですか。
•2000年1月に藤田寛さんが最初の会議を招集し、そこで、チャールズ・マクジルトンは藤田さんとともに共同代表者に選ばれました。数か月後、湯浅誠さんがメンバーに加わり、共同代表者になりました。
•チャールズ・マクジルトンは、日本初のフードバンク活動の創始者です。2000年に米国のフィーディング・アメリカ(当時のアメリカ・セカンド・ハーベスト)本部を訪ね、クリス・レブストック(現グローバル・フードバンキング・ネットワーク代表代理)に会いました。
•さらにチャールズ・マクジルトンは2002年3月11日に、日本初となるフードバンクを設立しました。


6. 日本には貧困線以下で生活している人はどれくらいいますか。
•日本政府が経済協力開発機構(OECD)に提出した資料によると日本の貧困率は15.7% です。


7. 日本では一年にどれくらいの食料が捨てられていますか。
農林水産省によると5百万トンから9百万トンです。


8. 2HJは、賞味期限の切れた食品の寄付を受取りますか。
•いいえ、受取りません。


9. 2HJの活動資金はどこから賄われていますか。
•すべて寄付で賄われています。


10. 洋服の寄付は受け付けていますか?
•残念ながら、洋服の寄付は受け付けていません。救世軍にて洋服の寄付ができます。


11. なぜ企業は2HJに無償で食料を寄付できるのですか。企業にとって何かメリットはあるのですか。
•おもなメリットは4つあります。
1)廃棄や返品にかかる費用を節約できます。2010年の一年間に2HJへ寄付した企業全体で約8千万円の費用が節約できる見込みです。
2)従業員の士気が高まります。自分たちが作った製品を喜んで廃棄する企業はありません。廃棄するのではなくほかに役立てるために寄付することで、従業員が自分の会社に対して誇りを持てたという報告をこれまでにいただいています。
3)企業の社会的責任 (CSR) を果たす意味があります。2010年には4.8億円相当以上の食料が2HJに企業から寄付されました。
4)フリー・マーケティングの意味があります。フードバンクを通じで自社製品が配られることで、潜在的な顧客の掘り起こしが可能です。


12. 2HJの法人格は何ですか。
•非営利組織 (NPO) です。


13. どれくらいの人に2HJは食品を提供しているのですか。
•関東地区にある約170の団体に毎月食品を届けています。
•毎月最低一回は関東地域外にある団体にもトラックで食品を届けています。
•このほかにも一年中、運送会社の配送サービスで全国に食料を届けています。
•2009年には約22万人の人に平均して1.9食分の食品を提供しました。


14. どのくらいの企業や農家が2HJに食品を寄付しているのですか。
•延べにすると2002年以来600以上あります。


15. 2HJとほかのフードバンクが全国フードバンクネットワークを形成したのはなぜですか。その目的は何ですか。
•2HJは、2002年の設立以来フードバンク活動の発展に努めてきました。
•2008年、2009年、2010年には全国フードバンクキャラバンを展開し、各地のフードバンク、フードバンク活動に興味を持つグループ、福祉団体と会合を持ってきました。
•2008年以降、全国フードバンクシンポジウムを毎年開催し、フードバンク関連団体が一堂に会しました。
•2HJのフードアドバイザリーボード(FAB)での協議を経て、フードバンク活動の基準を2009年に作成し、同年の全国フードバンクシンポジウムで意見を募りました。
•この基準は、2010年に2HJと10のフードバンクによって承認されました。
•この基準にはフードバンクの運営方法、食品の取り扱い方法、関係団体への対応方法に関するガイドラインが盛り込まれています。


16. 何人のスタッフが2HJで働いていますか。
•現在、フルタイムのスタッフが5名、パートタイムが8名です。


17. 2HJでボランティアをしたいのですが、まずどうしたらよいですか。
•2HJのウェブサイトにある「時間の寄付」のページをご覧下さい。そこにある「ボランティア用登録フォーム」に必要事項を記入し、メールで2HJへ送信して下さい。


18. 2HJに寄付すると、税額控除を受けられますか。
•残念ですが、税額控除は受けられません。
•ただし、米国の市民権を有しているか、米国に税金を納めている場合は、2HJと協力関係にあり、非営利組織であるセカンドハーベスト・アジアを通じで税額控除を受けられます。


19. おもにどのような食品が2HJへ寄付されているのですか。
•おもに、缶詰、穀物、乾物などの日持ちがして、室温で保存できるものです。
•このほかに、コストコ各支店から生鮮品やパン類の寄付を毎日受け取っています。
•また、冷蔵品や冷凍品の集荷や貯蔵をする設備も2HJにはあります。


20. 2HJが取り扱う食品の安全性はどうなっていますか。
•すべての食品について、安全性と、食品に関する法令をすべて遵守している保証を寄付先の企業から受けています。


21. 2HJの今後の計画はどうなっていますか。
•目標は、「フードライフライン」と「フードセイフティーネット」の構築です。

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