2010.10.15
理事長チャールズ・マクジルトンの米国転居延期のお知らせ
理事長チャールズ・マクジルトンは、今年の10月に米国への転居を予定していましたが、9月18日に娘ルビーが生まれ、心臓疾患の手術が必要なことなどから、米国転居を来年の春頃まで延期することになりました。関係各位皆さまにおかれましては、今後ともセカンドハーベスト・ジャパンへのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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2010.10.01
ニュースキンジャパン株式会社から冷凍車を寄贈いただきました。
セカンドハーベスト・ジャパンでは、福祉施設や支援を必要とする個人の方たちに、冷凍食品も提供しています。野菜やカレーなど冷凍食品は使いやすいので、施設などでも大変喜ばれます。しかし、配送には冷凍用の設備を持った車両が必要になり、その点がネックになってこれまで大量の冷凍食品を提供することが困難でした。今回ニュースキンジャパン株式会社から冷凍車を寄贈いただき、みんなが欲しがる冷凍食品もよりたくさん提供できるようになりました!

ニュースキンジャパン株式会社にお礼を申し上げます。
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第三回フードバンクシンポジウム開催 10月14日
クライアントからの声 - No.1: 外国人支援団体APFS
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2010.06.01
アメリカフードバンク事情 第三回
フードバンクの創始者 ジョン・バン・ヘンゲル
フードバンクは誰がどうやって始めたの?
今回は、フードバンクの本場アメリカでフードバンクという活動がどうやって始まったかを紹介したいと思います。
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フードバンクの創始者 ジョン・バン・ヘンゲル(写真提供:St. Mary’s Food Bank Alliance)
アメリカ初、世界初のフードバンクは、アリゾナ州のジョン・バン・ヘンゲルさんが1967年に始めました。地元のスーパーで毎日、大量に食品が捨てられていることを知ったジョンさんは、スーパーの店長とかけ合い、捨てる予定の食品を自分が関わっていたスープキッチン(ホームレスの人たちへの炊き出し)で使うためにもらい受けることに成功しました。すぐに、炊き出しで使い切れないほどの食品が寄付されるようになり、ジョンさんはそこから食品を「銀行」のように貯めておくシステムを作ろうというアイディアを思いつきます。それが世界で最初のフードバンクの誕生です。このフードバンクは現在も、セント・メアリーズ・フードバンク・アライアンスとしてアリゾナ州の貧困層に食品を提供しています。
ジョンさんがフードバンクを始めて10年ほどすると、全米各地で同じような活動を始める団体が増えてきました。ジョンさんは、フードバンクの活動を指導するコンサルタントになります。そして、フードバンクはアメリカ全土に広まり、現在は200以上のフードバンクがアメリカ国内にあります。こうした200以上のフードバンクを統括する組織として、1976年にアメリカズ・セカンド・ハーベストという団体が組織されました。この団体は現在フィーディング・アメリカ(“アメリカの空腹を満たす”という意味)と呼ばれています。
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セカンド・ハーベストのミッションを説明するジョン(写真提供:St. Mary’s Food Bank Alliance)
さらに、ジョンさんはカナダやヨーロッパでのフードバンク活動の指導をするようになり、やがて国際フードバンクサービス会社 (International Food Banking Services, Inc.,) を1986年に設立します。この会社は2006年に、グローバル・フードバンキング・ネットワーク(Global Foodbanking Network、GFN)に名称を変更します。
グローバル・フードバンキング・ネットワークは、南米やアフリカなど現在世界18カ国で活動を展開し、各国でのフードバンク活動を支援しています。私たちセカンドハーベスト・ジャパンも日本代表のメンバーです。¹
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2HJ理事長チャールズ・マクジルトンが、ジョンと一緒のところ(2003年9月にハリウッドでのアメリカズ・セカンド・ハーベスト年次総会にて)
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ジョンのメッセージ(下記)がボードに記されています(写真提供:St. Mary’s Food Bank Alliance)
ジョンさんは、2005年に永眠されていますが、彼の“(将来においても)私たちの間に貧しい人は存在するだろう。でも、彼らがお腹を空かせている必要はないだろう?”(“The poor we will always have among us, but why the hungry?”) というスピリットは、ここ日本でもセカンドハーベスト・ジャパンを通して、生きています。
ご意見・ご感想をお寄せください。.(JavaScript must be enabled to view this email address) にメールを送ってください。また、2HJの最新情報についてTwitterの2HJのアカウント(@2ndharvestjapan)もチェックしてください。
参考
記事内の引用やデータは、特定されている箇所を除き、St. Mary’s Food Bank Allianceのこちらのページからです。
¹ グローバル・フードバンキング・ネットワークのウェブサイトより
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2010.05.25
クライアントからの声 - No.1: 外国人支援団体APFS
セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)が食品を提供しているクライアントには、様々な団体・施設・個人がいます。そうしたクライアントからの声を、皆さまにお届けします。2HJからの食品提供が彼らにどのような影響を与えているかをご覧いただければと思います。今回は、東京で外国人支援を行うAPFS (Asian People’s Friendship Society) さんの声です。
外国人家族への食糧支援
リーマンショック以降の経済危機は、APFSで活動をしている非正規滞在を中心とした外国人家族の家計を直撃しました。経済危機に加え、2009年8月以降東京入国管理局に父親が収容される家族が相次ぎました。これらの家族は一家の大黒柱を失い、明日食べられるかという状況に追い込まれました。
状況を改善するために、APFSでは2009年10月末より食料支援を始めました。食料支援はセカンドハーベスト・ジャパン(以下、2HJ)の協力があり実現しました。2HJは、充分食べられるにもかかわらず廃棄される運命にある食品を企業等から引き取り、食糧に困っている人に届ける活動を行っています。
“日本人のスタッフが一方的に配るのではなく、食糧をもらう側の外国人会員達が率先して、食糧を分ける作業をやってくれました。” (APFS のブログから引用)
父親が収容され危機的な状況に瀕している外国人家族には、月に2回、米・野菜等が入ったパッケージを2HJから送ってもらいました。育ち盛りの子どもたちも、お腹いっぱいご飯が食べられるようになりました。また、APFS事務所にも食糧が月に2回2HJより届くようになりました。「シェアミーティング」等のイベントの際に、外国人家族に配っています。APFSでは日本人スタッフが全て準備をするのではなく、外国人家族が協力しあって食糧を分けています。
2010年に入りパッケージの送付を受けていた家族から、在留特別許可を取得した家族が出ました。
【食糧支援を受けて在特を勝ち取ったAさん家族の声】
「米や野菜が(パッケージに)入っていてとても嬉しかった。仕事が見つかるまでの間、食べ物のサポートがあってとても助かった。まだ在特を取っていない人に、今後はぜひ回してあげて欲しい。」Aさんは在特を取得したことで仕事を獲得しました。食糧支援を卒業し、自活しています。
外国人家族は「本当は仕事をして、自分たちの力で生きていきたい。」という思いを持っています。空腹のままでは力は出ません。APFSでは彼・彼女たちがお腹を満たして経済・在留の状況を改善できるように、今しばらく支援を続けていきます。
【APFSスタッフからの声】
「(セカンドハーベスト・ジャパン)からは、現在7パッケージの送付および、月2回の事務所への宅配をいただいています。明日、食べられるかという家族も多数含まれており、セーフティーネットがあることに心から感謝しています。」
いかがでしたか?皆さまからのご支援は、様々な施設・団体などを通して必要のある方たちに食品という形で渡されます。食品を受け取っている方たちに代わりまして、あらためてお礼を申し上げます。また、これから2HJを通して多くの人を支援したいという方は、下のリンクをクリックしてください。今後とも皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
・ボランティアに参加する
・寄付をする
オンラインでも寄付が可能になりました!
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ご意見・ご感想をお寄せください。.(JavaScript must be enabled to view this email address) にメールを送ってください。また、2HJの最新情報についてTwitterの2HJのアカウント(@2ndharvestjapan)もチェックしてください。
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2010.05.19
ボランティア・インタビューその5
インタビュー・リレー第5弾は、毎週金曜に炊き出し準備ボランティアとして参加してくれている小林竜馬さんです。2HJのボランティア活動に参加しての彼の意見などを太田潤さんが聞いてくれました。
Q: 小林さんがボランティアに参加しようと思った動機は?
アルバイト先で食べ物を捨てた時、罪悪感を覚えたのがきっかけです。ゴミ袋が4枚必要になるほどの量を捨てることもあります。それを何度か経験するにつれて、捨てる量を減らしたいと思うようになりました。自分に何か出来ないかと考えていた時、2HJのことを思い出したので参加しました。2HJのことは大学でチャールズさんの講義を受講して知りました。

炒め物をする小林さん。笑顔がいいですね。
Q: 小林さんが2HJで実際に行っているボランティアの活動内容を教えて下さい。
午前中はドライバーの方に同行して食品の提供先へ伺い、食品を車に積む手伝いをします。午後は炊き出しで使う野菜を切ります。どちらも他のボランティアの方々と話しながら行うので楽しいです。毎週、金曜日に参加しています。
Q: 実際にボランティアに参加してみた感想は?
2HJで初めてボランティア活動に参加しました。思っていたより楽しいです。また、外国出身の方が多く参加しているので、活動を通して英語を学ぶこともできます。大学で英語を勉強している私にとって、活動は英語を練習するのに丁度いい機会でもあります。とはいえ、正直言って活動自体は地味ですね(笑)。短く言えば、一緒に野菜を切ったり、洗い物をしたりするのが金曜日の活動ですから。でも、人との距離はすごく近いので、誰とでも仲良くなります。ボランティアやスタッフの方々と話すのはとても面白いですよ。それぞれのお人柄や立場が本当に多彩で興味が尽きません。大学に通うだけではなく、2HJに関わっていなければ多くの社会人の方には出会えなかったと思います。そういう方々と活動を通して関係を築けることが最も素晴らしい点です。
Q: ボランティアに参加することで自分自身の考え方などに変化がありましたか?
「ボランティアに参加して得るものもある」と思うようになりました。無償で時間を提供することが、自分にとってプラスになることもあるのです。例えば、活動を通して新たに人と知り会うことができます。共通の関心を持つ人と出会う確率も高いと思います。2HJに限らず、NPOなどの団体は似たような関心を持つ人の集まりだからです。これは、趣味のサークルなどに参加する場合にも共通ではないでしょうか。なので、ボランティアはサークルに加わるような感覚で出来る活動だと思っています。これも、活動に参加してから気付いたことです。

「ちゃんと味がついてるかな」
Q: 2HJに対しボランティアの立場からどのような課題があると思いますか?
ボランティアの立場から指摘するのが難しい、組織としての課題はきっとあると思います。そのほかに、ボランティアの活動に関連する課題として挙げられる点もあります。ですが、それはもしかしたら2HJの良さと結びついているものかもしれません。たとえば、炊き出し準備の際の設備不足が問題だという人は多いと思います。私もそう思うことがあります。でも、設備がないぶん、人手が必要になります。つまり見方を変えれば、多くの人が一緒に活動できるという良さでもあるのです。今は道路の通行人の方々と近い所で活動しているので、色々な意味ですごく開放的です(笑)。ここでボランティア同士が交流するきっかけが出来ることもあります。もし便利なシンクが出来て、一人だけが洗い物を担当するようになれば、それだけ人手がいらなくなります。確かに作業は効率的になるでしょうが、みんなで作業をする良さが失われてしまわないか心配です。このように、作業を便利にすることが常にいい結果をもたらすとは限らないと思います。でも、お湯は使えるようにしてほしいです!冬に水で洗い物は辛いです。
Q: フードバンクにどのような展望をお持ちですか?
フードバンクの数が増えるといいですね。需要はあると思いますし、実際にこれから増えるのではないでしょうか。フードバンク同士で協力関係を結ぶことができれば、知識が共有でき、企業からフードバンクに対する信頼が強まるといった効果が期待できると思います。具体的にどうやって協力していけるか、すでにスタッフの方々が考えていらっしゃると思います。あとは、2HJの規模を拡大するといいかもしれません。しかし何より、これから先も2HJを存続させていって欲しいと思います。
ボランティアインタビュー 太田編集後記
小林さんとは、よく食材の集荷や施設への配送などでご一緒しています。彼はまだ大学生でありながら、忙しい時間を割いては、積極的にボランティアに参加する意識の高さには、非常に感心させられます。また、何よりもさわやかで明るい人柄、さらに英語が堪能ということもあり、外国人を含む多くのボランティアメンバーにとって貴重なムードメーカー役。今月4月から大学4年生で、学業の他、就職活動も忙しいとも聞いております。(このインタビューをご覧の企業の方、結構良い人材だと思いますよ! おすすめです!)今後の、彼が様々な分野で活躍されることを期待しています。
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